若葉区小間子町
篠崎 文利
若葉区にて、トウモロコシ、落花生、さつまいも、ニンジン、ダイコン、里芋、大和芋、ごぼうなど１０品目以上を栽培されている農家さんです。
篠崎さんはこのファームの４代目。「本物の野菜づくり」を目指して、基本となる土づくりにこだわっています。
そのポイントは土の”栄養バランス”と”自家製の堆肥”です。堆肥を複数つくり、畑の状態や作物に応じて使い分けています。その堆肥の種類も多種多様で、主となるのはその畑で取れた作物ですが、土の栄養バランスを考えて、様々な資材土に混ぜ、その土にあった最適な堆肥を調合しています。また、土の健康のために、作物ではない植物（緑肥）を土に混ぜ込んだりしています。
篠崎さんは農業の循環を大切にしており、それは最適な土を維持することと同義です。収穫した野菜の栄養素や水分量を把握していれば、収穫後の土にどれほどの堆肥を追加すれば良いのか把握することが出来て、常に理想的な土を保持することができます。
例えば、落花生を育てた土に、食べ終わった”殻”を堆肥として混ぜて農業の循環を行う。
そして、実の栄養に代わるものを追肥すれば、収穫前の理想的な土に戻すことが出来ます。
「収穫する（栄養を土から取る）ことが農業ではなく、大切なのは栄養を戻すこと。そしてそれはとても難しい」と循環の大切さと難しさを語っていただきました。
だからこそ、表面的な無農薬だけに固執するのではなく、野菜を育てる土からこだわり、本当に美味しい、栄養がある野菜が作れるように努力を重ねています。
「農業の醍醐味はやはり、無事に収穫できる喜び！そして食べてくれた人の反応が来年の励みにもなります！」と語っていただきました。
篠崎さんの人柄やそのこだわりが評判を呼び、今では数多くのリピーターのお客様がいらっしゃいます。
また、2023年には小豆・いんげん・落花生等の部で農林水産大臣賞に選ばれました。
「これからもおいしくて！栄養価の高い野菜の栽培に精進してまいります！」と熱い想いで語ってくれました。丹精を込めて作られた農作物の数々を、是非ご賞味ください。
篠崎さんの作物を購入できる場所
（出荷形態や時期、販売状況により、店頭にない場合もあります。詳しくは売り場担当者にお問い合わせください。）
■JA千葉みらい農産物直売所 しょいか～ご千葉店
所在地：千葉市若葉区小倉町871
電話：043-231-1831
■JA千葉みらい農産物直売所 しょいか～ご習志野店
所在地：習志野市実籾本郷34-1
電話：047-472-1831
■ヤオコー
稲毛海岸店
ミノリア稲毛海岸店
みつわ台店
検見川浜店
ユニモちはら台店
おゆみ野店
学園前店
所在地：千葉市中央区千葉寺町971-7
電話：043-261-8231