緑区 高田町
鈴木 宗一郎
緑区にて、25年以上にわたりワケネギの農家として地元に貢献しています。
鈴木さんのワケネギは1年に3~4回に分けて育てていますが、12月ごろに収穫するものが一番甘味が強くおいしくなるそうです。ワケネギは、膨らんだ根元の部分から分かれて増えて育つのが特徴で、名前の由来ともいわれています。その甘味とツンとした辛味の少なさから、食べやすいネギとされており、特に寒冷な冬を前に栄養を蓄えたこの時期のワケネギは、みずみずしい甘味が引き立っています。
「ワケネギの栽培においては、虫害を減らす工夫が非常に重要」と語ってくれました。鈴木さんはワケネギをビニールハウスで栽培することで虫の侵入を減らし、防虫消毒を抑えつつも、柔らかく品質が良いものを一年中提供できるよう努めています。そのネギは甘みと辛味のバランスが良く、どの料理にも合う美味しさがあり、地元のレストランのシェフたちまでがその味に魅了されています。
千葉市つくたべにおいて、鈴木さんはワケネギの栽培をオールシーズンで行うことで地元の生産と消費を結びつけ、地産地消の促進に貢献したいと熱い想いを語ってくれました。ぜひ一度、鈴木さんの絶品のワケネギをお試しください。
鈴木さんのワケネギは市内スーパーや直売所の一部、また千葉市つくたべ推進店の「家系ラーメン王道いしい」さんで食べることができます。