若葉区加曽利町
脇田ファーム
脇田 智宏
目標は「もう1回、買いたい」と言われる野菜作り。
人気品種や、珍しい品種の 栽培にも挑戦中。
若葉区にてトマトやさつまいも、ピーナッツを栽培している農家さん。メインは大玉トマトです。脇田ファームさんのトマトは「もぎたて完熟トマト」というブランドで販売しており、完熟状態のトマトのみ販売しているそうです。
大変人気で、毎週日曜日の午前中のみ営業している直売所では行列ができるほどで、いつも2時間ほどで完売してしまうそうです。
脇田さんは徹底したファンづくりにこだわり、LINE公式アカウントでのスタンプカードやSNSでの発信に力を入れているとのこと。
また直売所には電子決済も充実させ、お客さまに快適に利用してもらうよう心がけているそうです。
また人気品種や、珍しい品種の栽培にも挑戦中。
シルクスイートや紅はるかなど、どれもねっとりとした口あたりと甘みの強さで人気の高いさつまいもの品種です。
一方で、洋なし型のかぼちゃ、“かちわり”。一般的 な種苗店にはない珍しい品種です。 ほくほくとして、甘栗のような濃厚な甘みと、長期保存できるのが特徴なのだそう。脇田さんはこういった人気品種や、おいしさに特徴のある品種を選んで栽培し、主に農産物直売所に出荷しています。
「私の目標は『もう1回、買いたい』と思ってもらえる野菜を作ること。品種にこだわるのもよりおいしい野菜を作りたいから。だから、お客様の反応が気になりますし、ほかの農家さんの野菜も気になります(笑)。一通り買ってきて、自分で作ったものと比較したりもするんです」と脇田さん。 直売所への出荷が良いものを作りたいという刺激にもなっています。
野菜本来のおいしさを お届けします。
脇田さんは、都内で会社員をしていましたが「努力が目に見えて返ってくる仕事をしたい」と、就農を決意し、家族4人で奥様の実家のある千葉市に移住しました。
現在は、約1haの畑でトマトやブロッコリー、大根、 ナバナ、枝豆、カボチャ、サツマイモなどを栽培しています。栽培では有機肥料を主体的に使っています。
「野菜の味はとても個性的で、品種や育て方によって味が異なります。野菜本来のおいしさを引き出すよ うな栽培をしていきたいですね」
『千葉市つくたべプロジェクト』には、千葉市の消費者や飲食店、生産者で循環するような仕組みづくりをして欲しいと、今後の期待を込めておっしゃて頂きました。
是非、完熟もぎたてトマトなど野菜を召し上がってみてはいかがでしょうか。